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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年2月5日(火)

恵方巻が悪いのではない、大きすぎるだけ

日本和食卓文化協会では、10年前から、

【子どもでも食べやすいハーフサイズのミニ恵方巻】

を推奨し、講座で作って教えているのですが、

昨年からの恵方巻大量廃棄問題のために、急にスポットライトが当たってきたようで、

1月30日のNHK首都圏ネットワークの取材でも、このミニ恵方巻を紹介しました。

ミニ恵方巻は、海苔を半分にして、寿司飯はご飯茶碗軽く一杯くらい。

食べ切りサイズで、ついもう1本と、平均二本は食べられます。

 

二本食べられるのなら太巻き1本でいいじゃない?

と、思われるかもですが、

海苔一枚と海苔半分では、寿司飯量、3~4倍になるんです!!!

てことは、太巻きはご飯茶碗軽く3~4杯入っている、ということ。

それは食べられなくて当然ですね。

 

食べられない量を無理せずに、

家族それぞれが食べられる量を、おうちで作れば良い。簡単な話。

材料もいたってシンプル。面倒な煮物はお惣菜を買ってくればいい。

巻きすが無ければ、ラップでも布巾でも。

 

恵方巻問題から、『巻き寿司はおうちで手作り』が当たり前になるといいな♪

と思っている日本和食卓文化協会です。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。