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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年3月8日(金)

旧暦で祝う、ひな祭り

3月3日が過ぎると、あっという間に片付けられてしまうお雛様。
4日に行った病院では、朝にはまだあったお雛様も午後にはすっかり片付けられていて、

何だか寂しい気分に。

すぐに片付けないと嫁に行き遅れる、というジンクスのため、仕方がないけれど早すぎる!

 

私の生まれ育った島根県出雲地方は、元々は旧暦でひな祭りを祝います。
今はすっかり新暦が当たり前なのですが、私の子どもの頃はひな祭りと言えば4月3日。

なので、当然おひな様を片付けるのは4月4日以降。
私は今でも2月後半から4月初めまで、飾り続けています。

 

もし、しまうタイミングを失っていたら、こういいましょう。
「我が家のひな祭りは旧暦で祝うのです♪」

これでもし嫁に行けなくなったとしたも・・・責任は負えません!

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。