2024年2月19日(月)
昔のひな祭りの和菓子といえば
令和の現代のひな祭りの和菓子の定番といえば、菱餅・桜餅、ですよね?
ですが、実は桜餅が生まれたのは江戸時代中期、菱餅は江戸時代後期と言われています。
では、それ以前のひな祭りの和菓子は何だった?かというと、、、
【草餅】
です。
今は草餅というと基本、蓬餅ですが、昔は蓬だけでなく身近生えているぺんぺん草なども使っていたようです。
だから蓬餅ではなく、草餅なんですね。
甘いものが貴重だった昔のお菓子は、今のような嗜好品ではなく、疲れた身体をいやす薬。
貴重品の砂糖を使い、薬草を練りこみ、身体から邪気を祓う意味がある小豆のあんこで、厄除けのために食べていたもの。
乾燥ヨモギがあるため、今では一年中食べられる草餅ですが、本来はこのひな祭りのお菓子。
なのでこの季節の草餅は、ひな祭りにちなんだはまぐり型や、縁起物の巾着型なども並んでいます。
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