和食卓文化コラムに関する記事一覧
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2017年5月22日(月)
5月に笹チマキは作れない?
西日本の端午の節句の伝統食といえば、粽(ちまき)。 竹の皮で包むものもありますが、もっと身近に手に入る笹の葉で包む方が一般的。 この笹の葉、今は塩漬けの真空パックがあるので、一年中作れますが、 生の葉で包むならば、季節は […]
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2017年5月10日(水)
浜田の赤てん
島根県浜田市は漁港で有名。 この【赤てん】は、浜田のご当地ローカルフード、唐辛子入りの揚げかまぼこ。 軽くあぶって、ビールのあてにピッタリ!な一品。 私は島根出身ですが、出雲。 島根県は、出雲・石見・隠岐と3つの地域に分 […]
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2017年5月8日(月)
立夏の頃の幼稚園児のための和風弁当2017
娘たちが幼稚園児だった頃、毎日作り続けた幼稚園児和風弁当。 形は可愛いが地味な漆弁当箱に、いかにもな和のおかず。 キャラ弁人気な時代に、あえて時代に逆行したかったのかも? その頃毎朝写真を撮っては、料理のあ […]
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2017年5月5日(金)
西の粽、東の柏餅
端午の節句の伝統食といえば、全国的には柏餅。 ですが、西日本では粽(ちまき)が伝統食の地域がたくさんあります。 粽とは、お米で作った食べ物を植物の葉で包んだものを言うので、中の料理も葉もさまざま。 &nbs […]
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2017年5月3日(水)
軒菖蒲
端午の節句の外飾りは、鯉のぼりだけではありません。 【軒菖蒲】のきしょうぶ、と読みます。 お家の軒の上、屋根から、蓬と菖蒲の葉を束ねたものを下げるのです。 蓬や菖蒲は、邪気をはらう植物。 これを軒から下げる […]
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2017年4月29日(土)
端午の節句は花菖蒲
GWに入り、端午の節句まであと少し。 花屋にも花菖蒲が並ぶようになりました。 【いずれ、あやめか、かきつばた】と言われるように、 アヤメ科の植物は、みんなよく似ていて区別が難しく。 しかもこれら日本のアヤメ科品種は、旧暦 […]
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2017年4月28日(金)
カタラの葉の柏餅
西日本の中国地方、島根・広島の山間部の柏餅は、カタラの葉。 カタラ・カカラ・サルトリバラ・サンキライ、などと呼ばれている、つる性の植物。 このカタラは、山間部の山に自生していて、 端午の節句の頃に新葉が、包むのにちょうど […]
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2017年4月27日(木)
東西の柏餅事情
もうすぐ5月、端午の節句。 新緑の美しい、気持ちのよい季節。 桜餅の東西の違い、は良く知られてますが、 柏餅も実は東西で違いがあります。 とはいえ、写真上のいわゆる柏の葉で包んだ柏餅は今は全国 […]
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2017年4月18日(火)
甘夏VSはっさく
3~4月になると旬を迎える夏みかん、甘夏とはっさく。 私は子どもの頃、ずっと疑問でした。 冬から春にかけて食べるのに、なんで夏みかん?と。 答えは、 初夏まで食べることが出来るみかんだから、だそう。納得 […]
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2017年4月12日(水)
関東風桜餅の呼び方
清明の、桜舞い散る季節になりました。 関西と関東で、桜餅が違うことは良く知られた話。 関西の道明寺桜餅に対して、関東の桜餅の呼び名は・・・ 【一文字】 と呼びます。 え?長命寺じゃないの? と […]