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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年3月8日(金)

ひな祭りの女子会の風習

私がまだ幼かった頃、恐らく小学校低学年の頃のかすかな記憶。

ひな祭りに、近所の女の子たちが着物で集まり、ひな人形を見ながら会食をしたコト。
昭和40年代後半の高度経済成長頃のお話。
この頃の流行の女子会だったようで。

このひな祭りの女子会の風習。かなり昔からあったようです。
農作業が忙しくなる前に、女子たちの春のピクニック的な感じで行っていたそうです。

雛の国見せ

【山遊び】
お弁当とひな人形を持って、山へ遊びに行くひな祭りの行事。
『雛の国見せ』といって、大切な自慢のひな人形を山に連れ出し、自分たちの住む町を見せていたそうです。
雛あられの始まりは諸説ありますが、山に菱餅を持って行けないので、小さくして揚げて持っていったのが始まり、という説もあります。

【磯遊び】
海にでかけ、海辺で食事したり、貝をとったりしたり、と1日のんびりすごす磯遊び。
潮干狩りの風習はここから来ていると言われ、またひな祭りに貝が欠かせないのは、この風習のためとも言われています。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。