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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年10月12日(土)

初穂餅とチーズクリーム味のナボナ

先日電車に乗って娘とお出かけ。
電車の中の広告にふたりとも釘付けに。

それは、自由が丘の亀屋万年堂のポスター。
【初穂餅】という、新米の季節限定の餅菓子の写真。

おいしそう、食べてみたい、と言う娘。
ちょうど向かっていたのは自由が丘。
帰りに寄れるかな、と思いつつ目的地に着くと、なんとそこは亀屋万年堂の目の前!

あのポスターは運命?宿命?買いなさい!ってことかも。
帰りにさっそく寄ってみる。

【初穂餅】。
初めて知ったけれど、中にこしあんとみらたしあんが両方入った餅菓子。
表面の焼印のデザインは、米の文字?のよう。

そしてせっかく本店に来たのだからと、ナボナのチーズクリーム味も買う。

ナボナといえば、子どもの頃。
祖父母の友達が東京にいて、よくナボナを送ってくれて食べていた、あの味。
そんな思い出話をしながら娘と食べるナボナ。

幼稚園の茶話会のおやつでも良く出ていたから、おそらく娘も初めての味ではないはずですが、
これが亀屋万年堂のナボナと意識して食べたのは初めてであり、
またチーズクリーム味は、おそらく初めて。
他にも味はあるけれど、ナボナといえばチーズクリーム、そんな風に思っています。

昭和40年代の、チーズ味のお菓子がまだ少なかった頃の記憶だからなのかもしれません。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。