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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2019年12月24日(火)

餅は、ゆっくりじっくりのんびりと

一年で一番、お餅が主役の季節となりました。

日本和食卓文化協会では12月に入ってすぐから、

子ども講座・日本和食卓育キッズアンバサダー講座~大人・日本和食卓文化マイスター講座と、

お雑煮を教える講座が続いていました。

 

クラスによって、丸餅茹で・角餅焼き、といろいろメニューは違いましたが、

焼くのも茹でるのも、とある

【美味しいお餅の法則】

があるのをご存知でしたか?

それは、

『ゆっくりじっくり、のんびりと加熱すること』

です。

 

茹でるなら、お水から弱火でゆっくり加熱し、沸騰したら火を止め蓋をして蒸らす。

焼くなら、こまめにしょっちゅうひっくり返す。

 

強火でゆでたり、片面焼いてからもう片面焼くのでは、美味しさがまったく違うのです。

ぜひ実験してみてくださいね!

 

ちなみに、お餅をつき続けていると、お餅はどうなるか?というと、

どうも、どろどろの糊になってしまうらしいです。

 

この糊になる現象も、加熱による味の違いもおそらく、

でんぷんが大きく関係しているとは思いますが、

当方は和食卓文化の専門協会のため、栄養学はそちらの専門家さんにお任せしたいと思います。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。