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季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

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2017年5月10日(水)

浜田の赤てん

島根県浜田市は漁港で有名。
この【赤てん】は、浜田のご当地ローカルフード、唐辛子入りの揚げかまぼこ。
軽くあぶって、ビールのあてにピッタリ!な一品。

私は島根出身ですが、出雲。
島根県は、出雲・石見・隠岐と3つの地域に分かれていて、廃藩置県前は違う国だったこともあり、
食文化もかなり違う(らしい・・・)

実は、石見と隠岐の食文化・食卓文化は未知の世界。
石見には中学の総体で1回、津和野旅行で1回の、2回しか行ったことがないし、
隠岐にはまだ一度も足を踏み入れたことがなく。

この赤てん。
初めて食べたのはなんと1年前!
同じ島根の食なのに50年も知らずに生きていたのです。

しかも食べたのは東京で行われた【島根ナイト】という、島根県人の集まりの会。
浜田の方では、当たり前のローカルフードらしく。

自分の生まれた県でさえ、こうなのですから、
日本中にはまだまだ知らないご当地ローカルフードがたくさんあるのでしょう。

一般社団法人日本和食卓文化協会は、
そんなローカルフード情報も、どんどん集めていきたいと思ってます。

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。