ページトップへ戻る

季節ごとにあしらう器や箸置を愛でながら、五感のすべてで四季を感じる和の心。「いただきます」を未来へつむぐ

日本和食卓文化協会のフェイスブックページへ
日本和食卓文化協会のインスタグラムはこちら

2021年6月22日(火)

夏至には伝統行事食がないのはなぜ?

昨日は二十四節気の夏至。

早寝早起きの私は、起きたときにすでに明るい夏の時期が大好き!

 

【冬至】の伝統食といえば、かぼちゃ・小豆・こんにゃく・・・といろいろあるし、

柚子湯に入るなどイベントもある。

 

でも、なぜか、夏至にはなにもない。

と、今朝のZIP!で水トアナウンサーが言っていて、そうだよね!確かに!ミトちゃんいいとこに気がついた。

 

ほんとになぜだろう?

今の太陽暦ならば、そのあとに夏越やら七夕やらが控えているから、すっとばされた?という気もするけれど、

旧暦の夏越七夕は7月末から8月の上旬。かなり間がある。

 

なんにもしなくても、特になにか食べなくても、太陽の恵みが一年で一番たくさんある日だからそれで充分!

ってことなのかな?なんて思ってしまいます。

【追記2024.07月】
全国的な夏至の伝統料理はありませんが、地方によってはその土地ならではの料理があるようです。

・関西地方:タコ
・奈良・大阪河内地方:半夏生餅(はんげしょうもち)
・京都:水無月
・愛知の一部の地域:無花果田楽
・三重:みょうが
・香川:うどん
・福井:焼き鯖

協会ロゴの色は、日本の伝統色の橙と墨。橙(だいだい)は、代々受け継ぐの意をもち、鏡餅にも使われる縁起物です。